K・S様/出産時年齢39歳(症例:6回良好胚移植も着床なし)

初診時の状況・お悩み・ご要望
・過去6回良好胚を移植するも着床したことがない
・移植を今周期に控えている
・移植前なので体調を整え、着床率を上げたい
・通院中の不妊専門クリニックで可能な着床不全検査(ERA、子宮内フローラ、慢性子宮内膜炎、子宮鏡など)は実施済み
・しかし、着床に関わる甲状腺ホルモンやビタミンD、不育症にかかわる抗リン脂質抗体などの検査は未実施で検査項目としては不足あり
・内膜の厚さはいつも十分
・不妊治療のため、看護師を退職したばかり
・前職の職場では人間関係が悪く、ストレス過多だった
・肩こり、慢性的な臀部痛がある
通院期間
2026年3月~2026年6月(約4か月)
移植前1ヶ月~妊娠16週の安定期までご来院
治療内容
着床率向上鍼灸①/着床率向上鍼灸②/妊娠継続鍼灸
・自律神経調整の鍼灸
・移植前は念のため内膜肥育を目的とする鍼灸
・移植前後は着床率を上げるための鍼灸
・自宅でのお灸・漢方、必要な着床不全向け検査項目とクリニックに関する情報を提供
治療結果
・1周期目で妊娠の陽性反応、出産
・鍼灸と漢方を取り入れる以外の移植変更点はなし
鍼灸師の解説
K・S様は前職を辞めたばかりで、心身の疲労感がとても強い状態でした。6回の良好胚移植で一度も着床したことがないというプレッシャー。クリニックでできる検査はすべて済んでいるのに、なぜか妊娠しない。経済的な負担も大きくなり、これからどうしたらいいのかという強い閉塞感がありました。
初回カウンセリングの際に、今周期でもし妊娠に至らなかった時のための転院先、漏れている検査内容など着床不全向けの検査項目とクリニック情報などをご提供。また、移植準備がスタートしていたため、準備期間が短かったこともあり、当院での鍼灸治療と合わせて、自宅でのお灸と漢方の併用をおすすめし、実施いただきました。
K・S様は腎の脈に疲労がたまっている状態でした。東洋医学的には腎臓は命の根っこであり、生命エネルギーが収められています。そのため、激務とストレスでたまった疲労を大急ぎで汲み出す鍼灸治療を実施。結果、1周期目で陽性反応が出ました。もともと体力気力充実したK様。仕事を辞めたことで鍼灸への反応も格段に良かったのではないかと考えています。


