Y・M様/妊娠時年齢40歳(症例:2人目妊活・自然妊娠希望)

初診時の状況・お悩み・ご要望

・2人目のお子様をご希望
・1人目のお子様が生後8ヶ月のときに、2人目妊活のため鍼灸治療を再開
・育児で慢性的に睡眠不足。夫の出張も多くワンオペ育児
・娘はかわいいが、自分の時間がなく心身疲弊
・できれば3ヶ月ほどで自然妊娠できることをご希望
・産後の女性に多い「腎(生命力・生殖を司る)」のエネルギーが大きく消耗している状態

通院期間

2025年11月~2026年7月(約9か月・現在継続中)
2人目妊活開始時から鍼灸治療をスタート

治療内容

卵の質の向上鍼灸/着床率向上鍼灸①/着床率向上鍼灸②/妊娠継続鍼灸(現在継続中)

<妊娠前>
・1人目妊活の勝ち筋を踏襲
・漢方による免疫調整
・腎(生命力・生殖)の強化(補腎治療)
・肝臓(女性ホルモン)の強化
・胃(エネルギー)の強化
・子宮血流の強化
・ライフスタイルに合わせて、無理なくタンパク質を摂る食事指導

<妊娠後>
・つわりや動悸など、妊娠中のマイナートラブル症状軽減のための鍼灸治療

治療結果

<妊娠前>
・2人目妊活の鍼灸治療開始から半年で自然妊娠
・腎の強化により腹部の強さの回復
・見た目(ストレッチマーク)の改善

<妊娠後>
・眠りづわり、食べづわり、動悸など、妊娠中のマイナートラブル症状軽減

鍼灸師の解説

1人目を出産後8か月で始まった今回の治療は、出産前のお身体を取り戻すことが最大のテーマでした。既に生理も順調にあり、1人目妊活の時と同様に、鍼灸と漢方とを取り入れ、妊活をスタートしました。開始当初は、出産による腎精(生命力・生殖を司る)の不足により腹部に力がなく、妊娠するためにはエネルギー不足で、日々の疲れが大変にたまった状態でした。

一般的に、2人目妊活の大きな壁は産後の疲労です。子育てによる生活の不規則さゆえに、気力・体力が削られています。そのため肉体的ダメージの回復が大きなテーマとなります。また、子供がいる環境ではタイミングを取る難しさもあります。Y・M様も当初は妊活開始から3か月間ほどで2人目を自然妊娠できれば思われていましたが、なかなかタイミングが取れない周期も重なり、結果として半年かけて自然妊娠となりました。

妊娠につながったのは、上記の通り「腎」の強化と、1人目のご妊娠時の「勝ち筋」を地道に踏襲したことと感じます。(Y・M様:1人目の妊活エピソード)まず、食事のたんぱく質を増やすこと。また、鍼灸で婦人科系機能・胃の強化、血流促進、体調の安定化。さらに、自然妊娠ご希望だったため、西洋薬に頼らず、漢方で免疫調整も実施。子育てでお忙しく、また思うようにタイミングがとれない中でも、おおらかなスタンスで身体づくりに取り組み、出産前のお身体まで持っていくことができました。

妊娠中の現在は、つわりなどのマイナートラブルのケアにて週1回ご来院中です。眠りづわり、食べづわり、動悸などの症状がありますが、鍼灸治療により、症状が軽減され、特に鍼灸治療の直後は身体がとてもラクになるとおっしゃっています。